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骨組みと重心 [羊毛フェルト]

羊毛のお人形は全体的にとても軽くて、バランスよく立つように作っても、吹けば飛びそうな危うさです。頭でっかちなものなどは、奇跡のバランスで立っている気がします。二本足の人形を自立させるには、低い重心が肝だとつくづく思うこの頃。

最近はモールをよく芯に使います。安くてお手軽です。
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脛におもりを巻きつけただけで、かなりの安定感。
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わりと簡単に立ってくれます。
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何をおもりに使おうかと考えて思い出したのは昔ラジコンで使ってたバラストのこと。そこで模型店や東急ハンズで捜したけれど、見つけたのは釣具屋さん(笑)。ラジコン飛行機やゴルフクラブの重心の調整に板状のものが売られていますが、釣具屋さんの板オモリがいちばん安価でした。ハサミで簡単に切れて扱いやすいです。

天然素材の羊毛人形にあちこち金属を埋め込むのは、なんだか少し残念な気もするので、普段はあまり使っていませんが、これは細身の頭でっかちなので、おもり入りです。
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何故だかちょいワル顔が頭に浮かんで離れなくなったので、
珍しくニヤッ( ̄ー ̄)としたヤツになりました。

ワルっぽい?
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なんだか何処かで見たような・・・。

そしてこちらはちょっと失敗 
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後で顔も身体も整形手術をしなければ。

この前の白いウサギのほうが好みかな。
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なんだか てんでバラバラなトリオ になりました。


人体の構造を知るために参考にした本です。
骨格や筋肉の名称と詳細なイラストが豊富で興味深い。

An Atlas of Anatomy for Artists (Dover Anatomy for Artists)

An Atlas of Anatomy for Artists (Dover Anatomy for Artists)

  • 作者: Fritz Schider
  • 出版社/メーカー: Dover Publications
  • 発売日: 1957/06/01
  • メディア: ペーパーバック



こちらは動物の骨格や身体の基本構成がわかって面白いです。

動物の描き方

動物の描き方

  • 作者: ジャック・ハム
  • 出版社/メーカー: 建帛社
  • 発売日: 1977/10
  • メディア: 単行本

羊毛でスマホ用ポーチ [羊毛フェルト]

ツレがスマートフォンを買ったので、興味深くながめている今日この頃。
なんだか無性にスマホ用のポーチ作りたい気分がムクムクと育っています。

思いつくままに設計図をかきかき。
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Appleのサイトからスマホのサイズを拝借し、6~7割に縮むであろうという心算で、かなりアバウトに丸めた数値の型紙を作りました。
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使ったのはこげ茶と灰色のナチュラル混合羊毛。

連休だしな、久しぶりのゴシゴシ水フェルトやってみよう。畳の上にビニールシートを広げて水遊びだよ、わーい♪

袋状のが二つくっ付いていて、各々に切込みを入れた状態。
こんな感じでウサギさんの顔になる予定ですよん。
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ニードルでチクチク顔を描いて、
開口部の小口を刺繍糸でかがり縫い。
耳をマジックテープでくっ付くようにして、皮紐を通して・・・

ジャーン!
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出来上がり。ヽ(*´∀`*)ノ

開くとこんな感じで、ポケットに小物など入れられるようにしました。
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横顔と後ろ姿。
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しかし、私はまだスマホを持ってないのであった。ガハハハハハハ

あとは中身だな。 (。-`ω´-)。
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マジックテープが黒いのしかなくて、開いたときの顔は、たけちゃんマンか権蔵さんか?!という立派な眉毛でございます。ガタガタの縫い目も目立ってるなぁ。お裁縫は苦手でござる。

想像より縮まなくて、やや大きめ。もっと揉み込まないといけなかったかもしれません。かちっとピッタリのサイズに作って操作面やカメラの部分に穴をあけたりなんぞはとても私の技量では困難だとわかりました。今回作ったものにそんなことしたら、穴から中身が飛び出してしまうであろうよ。羊毛によって縮絨率も違うし、しっかり計画したサイズ通りに作るには、やはり経験を積むしかなさそうです。遠い道のりでしょうなぁ。なんだかわくわくするよ。

ゴシゴシは体力いりますが非常に興味深い!ぜひまたチャレンジしたいです。

細長さん白ウサギ [羊毛フェルト]

白いメリノのトップは、細くて艶があってすべすべで手触り抜群。なんとなく触っていたら何かを作りたくなってきます。う~さぎうさぎ~♪

胴長短足でござる。
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後ろ姿。
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このままでは立たないので長靴を履かせたヨ。
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素朴であっさりした風味にしたかったけれど、単純化するのって難しい・・・。

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